王子動物園

先日、母が泊りがけで来てくれて以来、チッチの人見知りがおさまってきました。
半ば強制的ながら両親とは違う人と接して、両親とは違う人にかわいがってもらう経験がきいたのだろうと思います。
たった数日、婆と過ごすだけでこんなに大きな変化が訪れる姿をみると、感染を恐れて重箱入りに育てていることで彼の発達を促せていないなとまたもや悶々とします。
医療崩壊が起こるような状況なので、重箱入りにするしかないんだけど親としては諦めきれない。。。

ある日のこと。
梅雨明けとともに猛暑到来というようなネットニュースが目に入ってきました。
ん?こりゃまた外遊びが出来なくなるなぁ。なんて思いながら、いましかない!と。(こういう閃きの積み重ねで43才)

梅雨明けまでに王子動物園に連れて行こう!
夏休み前で遠足などの行事がないだろうこと、梅雨時期、しかも午後からは雨の予報なので動物園に行く予定を立てている人は少ないだろう。

読みは大当たり!
コロナの影響で修学旅行が中止になったご近所の高校生が団体で来ていましたが、一般のお客様はとても少なくほとんどのブースを貸切で見ることができました。

あんまり人が少ないのですぐにタンタンが見れるんじゃないかと入場ゲートからパンダ舎まで直行。
誰もいない!ラッキー!と思ったのは束の間。
タンタンの公開は午前10:00から。
チッチにしたらパンダだからなんなのか、危急種だからってなんなのかって話なんだけれども、人生で一度は見たことがあるという経験のために母は見せておきたいのです。
係の方に聞いたところ、10:00から並び始めるので早めに並ぶ必要はないとのこと。
それではとチッチが読んでいる本や図鑑に載っている動物を見て回りました。

しまうまがご飯を食べているところを真正面から見たり、カンガルーたちがこちらをじっと見ている様を見たり、親の私たちも楽しみました。
雨上がりなのでにおいはすごかったけれどコロナ対策のマスクでやや軽減。
マスクができないチッチ、これも勉強よ。

さて、10:00が近づいたのでパンダ舎へ戻ると、ええー!もう並んでるー!めっちゃ並んでるー!
ちょっとちょっとちょっとー!早めに並ぶことはできないって言ってたじゃんー!!
とかなんとか文句を言う前にまずは並ぶ。
パンダ舎に沿ってズラ〜〜っと並んだ人々の最後尾に並ぶ。
これは…うーん…曇りとはいえ7月。そこそこの気温。
何分ぐらいかかるんだろう…チッチを待たせることはできるんだろうか…。
早々に持参していたやさいジュレを投入。超高速で飲み干すチッチ。時間潰しにはならず。
おもちゃもなにも準備していなかったので、苦肉の策を繰り出し続けてやっとタンタンが見れたのは15分後。
大人だけで待つならたった15分なんだけど、1歳児との15分は果てしない時間に感じました。


みたよー!みたみた!チッチ、パンダを見ました!
10人ぐらいずつ2〜3分で入れ替えです。
当のタンタンは寝ており、当のチッチはタンタンではなく壁に貼ってあるポスターのパンダを指差ししておりましたが、とにかく見せることができました。

この翌日に梅雨明け、かんかん照りの猛暑が到来したのでしばらく行くことはなさそうだけれど(と思うと本当に良いタイミングで連れて行けた!)小さな子どもを連れてパンダを見るには、午後から天気が崩れる平日に行って9:40頃から大人が一人並び10:00頃に子が合流するというのが良さそう。
それでも待つかもしれないので、なにかしらのおもちゃ、お菓子や飲み物、暑さ対策グッズがあると安心。

いやはや、外出慣れをしていないので毎回一大決心でのお出かけでヘトヘト。
外出を決めるときには夜泣きへの覚悟も決めております。
親、えらいぞ!今夜もがんばる!

コメント

コメントする

目次