家庭訪問

チッチが通う園にはまだ家庭訪問が残っている。
廃止されている園が多くなっている中、わざわざお越しいただくのは恐縮するけれど、緊急時に備えて自宅の場所を把握してもらえていると安心だし、子どもにとっては先生がおうちに来てくれるって最高に嬉しいことなのでありがたいなと思う。

いつもならお昼寝をしている時間だけれど、先生が来てくれるからと言って寝ない。
時計を何度も見てまだかな、まだかな、と待ち遠しそうにしている。
数日前から小さな紙袋に小さなお菓子とお手紙を入れていそいそしている。

5分前から玄関の外に出て先生を待つ。
まだかな、まだかなとワクワク。
15分経過…。前のご家庭とお話が盛り上がっているのかな。
30分経過…。まさか、私、また時間を間違えている…?
45分経過…。ワクワクに疲れ果てるチッチ。家の中で待とうと言ってもきかない。
そろそろ60分経過というとこで向こうから見えたのは先生!
トラブルに巻き込まれてしまって遅れてしまったとのこと。

次のご家庭もあるので先生としては早めに切り上げたいところ。
一方、長い時間待ち続けたチッチは、ようやく会えた喜びで話したいことがたくさんある。
駐車場の地下水栓をパカっとあけて「ここからね、水がでるんでつ」と得意げに話し、先生に自分の世界を見せたくて仕方がない。
こういう時、采配に悩むが、大人歴が長くなると社会的な答えを出してしまうもので、先生急いでるからね、とチッチの話を打ち切った。
傷つくかなぁと心配したけれど、先生が来てくれた!という出来事自体が嬉しかったようでずっと嬉しそうだった。
よかったよかった。

お昼寝ができなかったので、家庭訪問後すぐに入浴。
16:30に大好物を揃えた夕飯をささっと食べさせて17:15。
これから寝かしつけです。
子育て歴が長くなるにつれ、自分の寝かしつけがすこぶる上手になりました。
寝かしつけた後、起きてご飯食べてキッチンを片付けて仕事をして…とプランは上々。さて、起きれるのか。

コメント

コメントする

目次