中央市民病院再診

コロナに怯えながら受けた1ヶ月検診で子宮内になにかが残っていると診断されたのは3月。
胎盤が残っているとしたら剥がれ落ちた時に大量出血、場合によっては命に関わるとのこと。先生の説明は緊張感のある内容でした。
自然に排出できるように退院時に子宮を収縮させる薬を処方してもらい、4月に再診という予定だったのですが、神戸市立医療センター中央市民病院でクラスター発生のニュース。
今行くの…?
乳児を抱える今、なにがなんでも罹るわけにはいかない。
電話診療にしていただいて診察は5月に延期してもらいました。
で、5月。
いやいやいや、まだなんかくすぶってるやん。
中央市民のWEBから電話診療の申し込みをしたけれど、内診が必要なので来院してくださいとのこと。

買物にも出ず、宅配便は直接受け取らず玄関に置いてもらってとにかく外に出ず誰にも会わず、チッチを守るためにひきこもる日々。
子宮内になにかがある状態を看過できないということはわかっているけれど、危険な場所には行きたくない。
とはいえ、もしも胎盤が残っていて剥がれ落ちたら?緊急で処置をしてもらうことになって入院になってしまったらチッチはどうする?
この状況でベストはない。
ベターともいえない「マシ」な方を選んでいくしかないのだ。

主治医の先生に相談すると、まずは以前お世話になったことのある阪急岡本駅近くの中島クリニックに状態を見てもらい、処置が必要であれば中央市民に行くことになりました。
中島先生に相談するとご快諾くださり、早々にエコーと子宮鏡の検査をしてもらえました。結果、処置が必要だということに。
仕方がなくポートアイランドへ上陸したのが先週。

中央市民でもエコーで診てもらうと「やはり何かがあるけれど、1ヶ月検診時よりも量は減っているから自然に吸収・排出するのを待つ方向でどうですか?経過観察でも大丈夫かどうか念の為MRIを撮りましょう。」とのこと。
MRIの予約は、\ \ 来週 / / 。
つまり、また来るんですね、ポーアイに。

で、今日がその来週。(長くなりました)
まずは1階でMRI。病院は1週間前に比べて少し人が増えています。
MRIの看護師さんが「造影剤を使いますので〜」と準備をしに来られて「えっ…?」。
たしかに。たしかに先週同意書にサインをしました。そう、造影剤OKのサイン。
でもそのサインをする時、産婦人科の看護師さんは「使うことはないと思いますけどサインお願いしますね〜」って仰ってたんですけど…。。
えーっと、、帰ったらちょうど授乳の時間なんです。。
え…っと、、造影剤後に授乳して大丈夫なんでしょうか。。?
と軽くパニック。
24時間授乳はやめてください、とのこと。
やっと授乳が軌道に乗り、完母(母乳のみ)になったチッチ。ミルクにするの?搾乳して捨てるにしてもまた乳腺炎にならない?と色々な不安が襲ってきます。
なによりもパカっとくちをひらいて授乳をまっているチッチにおっぱいをあげられないことがショック。
たった1日、たった8回を永遠のように感じてしまいました。
コロナ感染への不安、産後ずっと一緒にいたチッチと離れている不安、他愛ない小さな不安が積み重なってメンタルがボロボロになっていたのでしょう。

画像の先生がいろいろと考えてくださり、まずは造影剤なしで撮影して必要であれば使うということでどうですか?と提案してくださいました。
子どもに影響があることはしたくないです。
私の中にはそれしか答えはないけれど、病院としては撮影をしなければならないわけで、ご提案いただいた内容に YES と答えるしかありませんでした。

造影剤、授乳、子どもへの影響。
説明された内容が理解できないまま不安がゴワゴワゴワっと大きく膨らんでいき、がらんとした廊下でMRI室の順番を待っていたら、涙がボロボロ。。。
ひえー、はずかしいー。。!

一体なにがこんなに悲しいのか。ミルクをあげたらいいだけ、搾乳して捨てれば良いだけ。
今になれば、それだけのことだと思うけれど、その時は喉の奥が熱くなってヒューヒュー鳴るだけでした。

名前を呼ばれてMRI室に入ると技師さんがプリントを使ってもう一度丁寧に説明してくださいました。
あ、そうか、わかった。うん。
ギリギリの時点でようやく納得して検査を受けることができました。
結果、血流のないなにかが残っていることがわかり「急いで処置をする必要はないので自然に吸収・排出されるのを待ちましょう。」という診断になりました。

経過観察はどのぐらいの期間かと尋ねると「2ヶ月ごとに半年ぐらい」とのこと。
まだまだ油断ならないコロナ、移動の電車、半日預けて来ないといけない小さなチッチ。
いろいろなことを考えると近くの病院の方が良さそうだったので、中島クリニックに紹介状を書いていただきました。
これで中央市民での診察はおしまい。
妊娠初期から不安定な母体の管理と既往症による帝王切開での出産、産後検診まで長くお世話になりました。
我が子を取り上げていただいた先生のことは一生忘れないのだろうなぁと思います。
どんなときも飄々と接してくださった先生。心強かったです。
「今日で終わりです。おめでとうございます。」が響きました。
本当にお世話になりありがとうございました。

さて、長くなったのでここまでにしようかと思いましたが、妊婦健診、1ヶ月検診などで通わざるをえず、不安になられている方へ参考まで。
6/8は時差出勤の方々がいらっしゃったので、9時台のポートライナーはそこそこ混んでいましたが、6/15 9:45頃 三宮から医療センター、13:35頃 医療センターから三宮は空いていました。
ポーアイの大学は前期の授業をオンラインにしているようなので学生さんはひとりも見ませんでした。
病院前のタクシーはいつもより台数は少ないですが、待たずに乗れる程度は待機されています。
昼食時にかかるようであれば南公園の駐車場上(市民病院駐車場方面の広場)は天気が良ければ広々していますし、屋根もあるのでお弁当を食べることはできそうです。
何人かの方がお食事をされていましたが、ありあまる広さです。

どこかで頑張っているプレママ、ビギナーママがいると思うと頑張れる気がします。
子どもとお出かけできる日が来るまでなんとか乗り越えましょうね!

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