金具の話だけで終わった前回のポストのつづき。
ネットショッピングはとても便利だけれど知らないものを買う時には決断が難しいもの。
鯉のぼりなんて買ったことがないどころか、真面目に見たことすらないわけで、立派に見えるように撮影された写真を見比べて決定するのは至難の業。
どの程度の価格をだせば、ソコソコのものになるのかもわからない。
あまりにもしょうもないものはイヤだけど、そこそこお手頃なものが良いなぁ…と、まずは、絞りこむことに。
- 予算は3万円まで
- 一番大きな鯉のサイズは1.5mまで
- フラワーボックスに取り付けられるもの(土台を床に置くタイプは×)
我が家は設置したい場所が2階の窓についているフラワーボックス。
対応しているものは村上鯉のベランダセットだけ。
取り付け場所の条件だけで選べるものがぐっと減りました。
では、村上鯉の「ベランダセット」の中からなにを選ぶのか。
サイズと予算で絞り込み、残ったラインナップの中から我が家のテイストとは合わない金ピカのものなどを省いていきました。
すると、残ったのは2つ。
9,990円のものと29,800円(SALE価格)のもの。
早生まれとコロナで初節句を1年遅らせたチッチ、鯉のぼりを掲揚するのはたった6回。
合理的(ケチともいう)な私は、たった6回のことなら9,990円でいいんじゃん、となったわけですが、メンタルがおぼっちゃまな夫はお祝い事なんだから29,800円じゃない?と。
9,990円と29,800円って、考えだすと迷いが止まらなくなる金額差!
品質にどの程度の差があるのかはネットでみる限り、まーーーーーったくわからない。
だってどちらもすごく立派な写真だもの。
どちらもすごく立派ならば9,990円でよくない?と思うんだけど、この価格差で同じ品質なわけがないよね。
最終的には、この世に生まれてから今日までずっとコロナコロナコロナの人生を送っているチッチのお節句をドーン!とバーン!と祝おうやないかい!と29,800円(定価はもっと高い)の「大空悠々」に決めました。
取り付けできる商品を探すのに時間がかかって焦ったけれど、4月初旬の大安にギリギリセーフ。
ギリギリだったからかSALE価格になっていたのはラッキーだったな。
9,990円のお品を知らないので比較はできないけれど、これを選んで良かったです。
目を引くけれど派手すぎず、なによりチッチがとても喜んだ。
買ってみてわかったことは、鯉のぼりがイメージ写真のように悠々と泳ぐことは稀で、だいたい垂れ下がって揺れているということと、近隣のご迷惑にならない最大のものを選んだのに掲揚したら家の大きさとの対比で想像よりも小さく見えること。
鯉のぼり、いるのかなぁ…あんまり見かけないしなぁ…なんて思っていたけれど、ご近所のみなさんが「おめでとう!」と声をかけくださったり、家の前を通るお子さんたちが「あ!鯉のぼり!」とはしゃいでいたり、「こういう時だからすごく嬉しい気持ちになったよ」と街の方々に喜んでもらえたので準備して良かった。
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