2020年2月、神戸市立医療センター中央市民病院。予定帝王切開で42才の新米母と令和ボーイチッチが誕生しました。
出産のために入院した日から退院後、毛利助産院で産後ケアを受けた日まで殴り書きしていたノートをそのままを記します。
出産前日14:00、入院。
13:00に母と病院ロビーで待ち合わせ。
入院手続き後、病棟デイルームで母作弁当を食す。
豆ごはん、牛肉の佃煮、菜の花のおひたし、ウドのきんぴら。夢のタッグを組んだ春のお弁当。もう一食食べたいぐらいである。
病室は広くて綺麗。
筋腫手術の時とは大違い。
母と17:00過ぎまでダラダラ話す。
名付けが決まっていないことに焦りはあるものの、あとは名をつけることに腹を括るだけなのだろうと思う。
尚敏(なおとし)
父になる夫がより良い字画でつけてあげたくて頑張って考えた名前。賢い子に、もっともっと賢い子に、と親のコンプレックスも含みつつ男の子らしいおさまりがある。
尚…より高みを目指していくことのできる強い精神力を持った人に。古きを重んじ人を敬い、品格に満ち溢れた人にという願いをこめて。
敏…頭の回転が速く行動が機敏、神経が細やかで何事も敏感な頭脳明晰な人に。
チッチ
母がひらめいた名前。争いを避けて自分の目的地に辿り着くことができるように、と四字熟語から音をとり、雅楽の調べから字をあてる。
一文字目…物事のはじめ。わたしたちにとってかけがえのない大切な子。
二文字目…象形文字から続く文字。音楽や言語の才能に恵まれますように。真の強さ、人を支えられる強い心を持った人に育ちますように。
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